どくログ

口悪いでござる。がおがお。

就職で地元を離れる前に考えて欲しいこと。親孝行ってなんだろう。

タイトルには就職が…
って書きましたが厳密には就職だけじゃないですね。

結婚、進学、転居…
その他もろもろで実家がある地元から離れることを考えているすべての人に言えることです。


地元での生活がマンネリ化し、
新しい環境での生活を思い描き心踊らせる気持ちはわかります。
特に都会の街は魅力的ですね。
遊ぶところ多いし、何か無くて困るって事がほとんどない。


しかし、その生活の反面、残していくものがありますよね。

両親です。

年に何回か帰るつもりしてるし、今生の別れになるわけじゃないんだからいいでしょ…

とか思っていませんか?
まぁそれでいい人は良いのかもしれません。

しかし、考えてもみてください。
仮に他の県に引っ越してしまうと平日に実家に帰ることなんて出来ないし、地域が離れれば離れるほど帰る頻度もめっきり減ります。

帰るとしたら、夏のお盆休暇とか正月休暇とかそれくらいじゃないでしょうか。
だとしても年間10日帰郷出来れば良いほうでしょう。



今皆さんのご両親はおいくつですか?
大学新卒の親くらいなら50歳くらいが平均的くらいでしょうか。
今の平均寿命って、男82歳、女84歳くらいですよね。
わかりやすいように80歳とすると残り約30年しか親には残されていないのです。


1年間10日しか会えない状態で残り30年しかないのです。
つまり…
10日×30年=300日

これだけしか両親と対面できる機会が残されていないというわけです。
1年足らずですよ。
しかも、実際は帰郷なんかすると実家にずっとこもりっきりってわけじゃないですよね。
当然友達と遊びに行ったり、その他諸々…
なんかありますよね。


実家ぐらしだった人は今まで生きてきた22年間とか18年間とか人によって様々でしょうけど、ずっと親とその期間過ごしこれてきたわけです。
その実感もありがたみもまだピンとこないかもしれませんが、
その当然のようにずっと一緒にいた親と過ごせる時間は、自分が地元を離れた以降はもう1年未満になってしまうのです。




子供の自立が親孝行になる
自分が社会で頑張っているのが一番の親孝行だ


果たして本当にそうでしょうか。
一度自分に当てはめて考えてみてはいかがですか。